2012年10月31日水曜日

公共交通のバス停量産

ここ1ヶ月は、もっぱら公共交通のバス停取り替え作業にかかっております。

種子島西之表市にお住まいの方はご存知だと思いますが、西之表市の市街地には2台の巡回バスが走っています。今年2月から全く違う形態で新たな公共交通がスタートしたのですが、そのバス停は新たに作り直す予定だったため、古い土台を利用したとりあえずの仮表示でかれこれ9ヶ月…、その間に幾度も台風が通りすぎ、バス停表示が吹き飛ばされては補修に回り、かなりボロボロになっていました。

プリンター出力にラミネート加工の簡易停留所ですからね、そりゃー痛みます。

正式なバス停は夏休み前に設置する予定だったのですが、様々な都合で3月末まで延期になってしまったので、ボロボロになった簡易のバス停表示を新たに作り直し、取り替える作業を行なっています。


下の写真は、作成中の模様ですが、デザイン〜製作〜設置まで協力隊+課内で行なっており、おそろしいほどにローテク、ローコストで作っています。(笑)当初設置していたバス停表示で出ていた利用者のわかりづらさを解消するための、表示内容の検証をくりかえし、しっかりと考えられたバス停表示です。3月末には同じ表示で正式なバス停が設置される予定です。


ブログでは申し遅れましたが、車両のラッピングデザインも担当させていただきました。


市民からの公募で決定した愛称「市街地巡回バス わかさ姫」ということで、鉄砲伝来にまつわる一連のストーリ-をイメージできるデザインにしました。
鉄砲伝来とわかさに関するお話に興味のある方は、ネットで検索してみてくださいね。
なぜこういう絵柄にしたか理解してもらえると思います。

赤い北回りと、青い南まわりがあり、誰でも一回100円で乗れます。
かくいう私も、じぶんちから最寄りのバス停まで歩いて行って利用しています。
用事がなくても、考え事をするときに終点まで乗ってみたり、子供にせがまれて乗ってみたり…

そういや、ラッピング用のデザイン決定からデータ作成までを、このブログではまったく触れてませんね(笑)実はこの巡回バス2台の他に、デマンドタクシーが5台あるのですが、全部異なるデザインで展開しており、手前味噌ながらなかなか面白いと思うので、おいおいアップして行きたいと思います。




ここのところデザイン制作ばかり紹介していますが、現場作業もガシガシやっております。